
今月はイチゴサンデーやアイスをおごったり、夜食持っていったり、肉まんに鯛焼き、
なにかと出費が激しかった。おかげで財布が超ピンチ状態!
しかーし、大丈夫なんだな、これが。
こう見えても転校前は「哭きの祐」と恐れられていた俺である。
Kanonの面子からカモるくらい軽いもんだ。
現金で回収するのもいいけど、払えなかったら身体で払ってもらおうかな?
外は雪が降ってきたようだ。しかし、今夜は熱くなりそうだぜ!
vs名雪
まずは名雪か、打ち筋はまともだ。これなら勝てそうだが…。
「祐一、楽しいね」
「そりゃあお前は勝っているからな。まあいい、夜はまだ始まったばかりだ」
しかし、微差でことごとくトップを取られてゆく…、さすがは秋子さんの娘!やるな。
…1時間後
「祐…一、もう、…私、…寝……む…」
「なにいってやがる、勝負はこれからだ!」
「もう……寝………スースー」
「おい、寝るな!お〜い…名雪さん?…畜生!勝ち逃げするんじゃねえ!」
vsあゆ
「ボク、よくわからないんだけど?ほんとにやるの?じゃあリーチ!」
「親のダブリー?!しょうがない、西を切るか」
「祐一くん、それ、あたり!」
「えっ?」
「大三元、字一色、四暗刻、単騎はダブル扱いだから十九万二千点。
きっちり払ってもらおうか?!」
(クククッ、甘いね祐一君、奇蹟の力をつかえばざっとこんなモンさ。)
vs栞
栞のやつ、山を見抜いているかのごとく牌をつもってきては
瞬く間にツモあがってゆく!
(フフフもちろんガン牌ですよ。牌につけた薬の匂いの違いで判別してるんです。
麻雀に勝ちたかったら薬を増やせ、です。でもヒ○ポンはだめですよ〜)
「おっとスマン」
俺はつもる時、コーヒーを溢してしまった。
(困りました。これではコーヒーの香里、もとい香りのせいで牌を判別できません。
仕方ないですね。)
「あああっ、急に眩暈がっ!気分が悪くなったのでお手洗いにいきたいのですが」
「早く戻ってこいよ」
「すみません」
…再び1時間後
ガチャ
「ヤロウ!逃げやがった!」
vs舞、佐祐理
「ローン。あははっー。舞、麻雀わかります?」
「よく…わからない…」
「それ、ロンです。実は佐祐理もあまり知らないんです」
「ぽんぽこたぬきさん」
…なんていいながらさっきから舞と佐祐理さんしかあがってないぞ。
「それもロンです」
む?舞の目線が浮いた!そうか!こいつら列だ!
しかし、どうやってサイン送っているんだ?
例えば、ぽんぽこたぬきさんで筒子の3か?いや、違う!
「どうしたんですか?祐一さん?」
ゆさゆさ
?
「佐祐理のあがり、どこか変ですか?」
ゆさゆさ
???!
わかった!おっぱいの動きで“通し”をやっていたんだ。
しかし、そんなこと指摘したら俺は変態の烙印を押されてしまう!
じろじろ見るわけにもいかない、
いや、恥を覚悟で見てもいいが別の思考が働いてサインを読むことが出来ない!
なんて完璧な“通し”なんだ!…完敗だ。
「ご無礼!佐祐理、ツモっちゃいました。」
vs真琴
「…お前、麻雀わかるのか?」
「大丈夫、漫画で覚えたから。早くやろーよ」
「いいぜ、おっその白ポン、発もポン、中もポンだー!」
あっというまに大三元テンパイだ!
さすがにこれはあがれるだろう。
「祐一、これは通る?」
ダン! 通し! なんて危険なところをっ…!
「これは?」
ダン! 通―――しっ! くっ!
「ふふん、真琴はたとえ地上100メートルの橋の上だって平気で渡れるんだから」
「お前、哲○で麻雀覚えたろう!
そんなのドラゴ○ボールで格闘技覚えるようなもんだぞ!」
「何よー、いいじゃない。…あっツモっちゃった。自摸のみ500・300」
「そんな手で大三元に突っ張るんじゃねえよ!」
…気が付くと借金が限界を超えてしまった。
「何故だ?くそっ!どーして誰にも勝てないんだ?!」
ふん、本当はわかっていたさ、こんなSSにされた時点で。
雪はしんしんと降り積もる。
俺の負けも積もり積もる。
さぶー。
(ちょっと解説)
ガン牌…牌に印をつけるイカサマ
列…コンビ打ち
通し(名詞…コンビどうしで情報を教えあうこと
通し(動詞…当たり牌ではないですよ
END
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